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[コクヨingのレビュー]在宅勤務で1年間使ってみた感想!

こんにちは、快適おうちブロガーのボーダーパパ(@borderpapa)です!

コロナがきっかけで本格化した在宅勤務。最初の緊急事態宣言から1年経ち、テレワークも慣れている方が多いと思います。

僕はというと元々出張が多かったので、リモートワーク自体は慣れていましたが、自宅のワークスペースを本格的に作ったのは、この1年の影響ですね。

色々と試行錯誤をしていますが、今回は揺れる椅子で話題になったコクヨのオフィスチェアing(イング)のレビューとなります!

ボーダーパパ
ボーダーパパ
ベットと同じく1日の1/3を過ごす椅子。絶対快適なモノをオススメします!!

揺れる椅子KOKUYOイング

2017年にコクヨが発売した新発想のオフィスチェア「ing(イング)」。

簡単に特長を紹介しますと、360°自由に座面が動くので、これまでの椅子と違い体が一定の姿勢で固定されなくなります。

自由に上半身を動かすことで、体を揺らしてストレッチやリラックス効果が得られるという。

その画期的なアイデアによって発売からもう4年ほど経ちますが今でも人気商品で、僕のように在宅勤務で使っている方もいらっしゃると思います。

イングを購入した理由

20代から続くデスクワークの影響が30代になって徐々に激しくなって来ました。特に肩凝り、首凝り、尻凝りがひどく…(笑)

毎日8時間以上座りっぱなしの生活を何年も続けていると、そりゃあ体も硬くなるわなって思います。

僕は無意識に空気を飲み込んでしまう呑気症(どんきしょう)の傾向もあるので、デスクワークでうつむき気味になっているとたまに胃が痛くなるんですよね。

少しでも改善したいと思って、運動やストレッチ、姿勢を良くすることを数年前から心掛けています。

特に姿勢は意識することで、昔から悩んでいた慢性的な湿疹が大きく改善しました。

普段から体を柔らかくしたり、姿勢を良くすることが非常に大事だと実感できたので、座っているだけで体を動かせるイングはとても魅力的に感じていたんですよね。

早い時期から在宅勤務をしていたので、イングを購入してからもう1年以上経ちます。今回はその使用感をまとめてみました。

イング(バーチカルタイプ)を購入

僕が購入したのは、クッションタイプのバーチカルで固定肘/樹脂脚モデルとなります。

背面が大きく、体全体を支えてくれるバーチカルタイプ。色はネイビー

T型の固定肘と樹脂脚。本体や脚の色はホワイトグレーとなります。

バーチカルとラテラルどちらを選ぶ?

僕がバーチカルタイプを選んだ理由は、長時間を使うことを考えると、背面が大きい方が疲れにくい思ったからです。

バーチカルは背面が大きく、クッションも結構な厚みがあります。

実際にバーチカルタイプを1年ほど使ってみて感じるのは、伸びをしたり、ちょっとした休憩で揺ら揺らする時に背面が大きい方がリラックスできます。

一方で、疲れにくさに関しては、どちらの椅子も同じ姿勢を保っていることには変わりがないので、あまり変わらないように思います。

体をぐでーんと大きく伸びをしたい方、揺りかごのように5分くらいユラユラするなど、休憩の時によりリラックスしたい方にバーチカルタイプをおすすめできると思います!

僕は初めてのオフィスチェア購入だったので、失敗したくないという保守的な思いで、最後はバーチカルの方を選びました(笑)

背もたれに体を預けながら動かすことができるバーチカルタイプ
体をうごかしやすいラテラルタイプ
 

ラテラルタイプはイングのメリットである体を動かすことにより特化しているので、その点が魅力ですよね。

普段から背面が小さいオフィスチェアを使っている方は、ラテラルでも違和感はないと思います。

ラテラルタイプはよりアクティブにイングの効果を実感したい方向けだと思います。

ちなみにメッシュタイプも良さそうだったのですが、布地の耐久性を考えて見送りました。

メッシュのオフィスチェアはどうしても端っこの方から破けるイメージがあるんですよね。

イングを1年使ってみた感想

姿勢を真っ直ぐに保てる

イングの最大のメリットはタイピングする時に前に大きく傾斜できる点だと思います。

前傾する時は自然と下腹部に軽く力が入る。意識すると重心を右、左と移動させて体を動かすことができる。

タイピングする時の姿勢が楽になり、加えて背中はサポートが効いて、良い姿勢を自然に保てるのが魅力ですね。

また体が前に真っ直ぐ倒れてパソコンに向き合えるので、必要以上に腕と肩が前に出ずに済みます。

腕と肩が前に出過ぎると肩凝りの原因になるので、少しでも肩凝りが軽減できるように前傾姿勢が自然と取れるのは良いですね。

体を揺らすリラックス効果

イングならではのメリットとして、体をユラユラすることができます。これが使っていると何気に良い!

集中力が切れた時にユラユラ、アイデアを考え中の時にユラユラ、テレビ会議中もユラユラ(笑)

タイピングする時は自然と前傾姿勢になるので、集中する時とリラックスする時の切り替えにもすごく役立っていると思います。

両手をあげて伸びをしたときに、左右に体を伸ばせて、腰も伸ばせる。普通の椅子はこんな風に動けないです。

最近、週の半分は出社して会社の椅子を使っているので、イングのユラユラ効果を一層感じています!

運動効果は感じる?

イングでデスクワークを4時間すると、ウォーキング約1.5km相当の消費カロリーがあると言われています。

つまり、1日に8時間のデスクワークをしたらウォーキング約3.0kmになるわけですが、スマートウォッチで見る限りはあまり変化が無いように思います(笑)

体感としては、姿勢を保つために座り直す回数も多めになるので、常に固定されている椅子よりは確実に体を動かしている感じはあります。

運動効果とまで言ってしまうとちょっと大げさな気もしますが、座りながら自然と体を動かせるくらいで考えておくと丁度良いように思います。

僕は週に3回くらい30分のジョギングをしているので、普段から多少の運動はしている人の意見となります。

普段から全く運動をしていない人がイングに座ると、負荷の感じ方もまた違ってくると思います。

イングは酔う?

レビューを見ているとイングは酔うという意見がありました。

乗り物酔いをほとんどしたことがない僕が言っても参考になりませんが、酔ったことは一度もありません。

使い方も常にユラユラする状態で使っていて、椅子を固定して使うことは全く無いです。

初めて使った時は椅子が固定されていない不安定さに、最初は戸惑う感じはありましたが、酔うという感じではなかったですね。

シンクロロッキングなし

イングはシンクロロッキング機構が付いていません。シンクロロッキングとは、座っている人の姿勢に合わせ、背もたれと座面が連動して動く機能です。

背もたれに体を預けると、座面もその重さに合わせて動き、より快適に座れます。

僕は会社でシンクロロッキング付きの椅子に座っていますが、確かにグデーンとして背中を預ける時はこの機能がある方がよりリラックスできると感じてます。

イングはシンクロロッキングがないので、この快適さは確かに無いですね。まあこれは椅子のコンセプトが違うので、そんなもんかなという印象です。

イングは結構重い

僕が購入したのはバーチカル/固定肘/樹脂脚モデルですが、重さが約18kgあります。

可動肘やアルミポリッシュ脚を選んだ場合は、さらに1~2kg重くなるのでご注意ください。

自宅の中でも、1階から2階に持ち上げるのには結構苦労しました(笑)

コクヨWizard3(ウィザード3)との比較

最近はテレワークと出社を週に半々ずつ行っており、会社ではコクヨのウィザード3という椅子を使っています。

コクヨ オフィスチェア Wizard3 樹脂脚(ブラック) ローバック T型肘 ウィザード3 CR-G3621

こちらの椅子は、イングとは全然違って感じる良さがあります。それが強力なランバーサポートです。

これがあるだけで姿勢を真っ直ぐに支えてくれるので、腰が立つ感じでとても楽になります。

一方で、イングはランバーサポートが付いていませんが、背もたれの形状でしっかり背骨を支えてくれます。

ある程度の金額のオフィスチェアで違うのは、この背骨を支える機能があるかどうかだと思います。

背中がしっかり支えられると、腰も立って姿勢が安定し、筋肉は使っているんだけど、かえって疲れにくいように思います。

またイングもウィザードも背もたれが大きいタイプ(ハイバック)を使っていますが、背中を支える面積が大きい点は、リラックスする時にとても大事だなと思いました!

ちょっと休憩する時に、背中を全部預けてグデーンとできるのって、とっても気持ちが良いんですよね(笑)

イングはこんな人にオススメ!

一番オススメしたい方は、普段から体を全く動かさないインドアの方です!

少しでも体を動かす機会になりますし、せめて仕事中に体幹を刺激する動きをしましょうという提案です。

わざわざ自分で時間を取って、ストレッチや運動をする方がよっぽどハードルが高いですからね(笑)

一方で、普段から体を動かしている方は効果を実感しにくいかもしれません。

僕自身、購入した当初に感じた不安定さの違和感も今では全く感じないからです。日々運動するようになって筋力が身に付いたことも影響しているように思います。

普段から運動していて、仕事中も体を自由に動かしたいとアクティブな方はラテラルタイプがオススメだと思います。

個人的には良い姿勢をこれからも保つためにイングを使い続けたい思います!

椅子はちゃんとした物を使おう!

イングやウィザード3を使って真っ先に思ったのは、みんなもっと良い椅子に座った方がいい!

イングに限った話ではないのですが、1日に8時間近く座る椅子。

ベットと同じで人生の1/3を過ごす場所と考えると、椅子選びは本当に大事だなと思います。

色々な意見がありますが、目安としては3万円以上のオフィスチェアを1つの目安として選んでもらえればと思います。

姿勢改善ならP!nt(ピント)がオススメ

流石にイングを買うまでは費用がちょっとと感じる方も多いと思います。

そんな方にオススメしたいのが、P!nt(ピント)と呼ばれる正しい姿勢が身に付くクッションです。

イングを使うようになって、今ではリビングの椅子に使っています(笑)

僕はイングを使う前はこちらの座布団を使っていて、姿勢が大分良くなりました。

イングのように体を動かす機能はありませんが、僕のように正しい姿勢を身に付けたい方はぜひP!ntを検討してもらえればと思います。

側面にオリジナルロゴのラベルが付いています。

今では用途に応じて様々なラインアップが出ていますが、僕が使っていたのはスタンダードなモデルです。

価格もイングに比べれば大分お求めやすいので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

ABOUT ME
ボーダーパパ
快適おうちブロガー、金沢住みの30代共働きパパです!おうちを快適にすることが大好きで時短家事を常に研究、2021年4月から仕事も時短勤務に! 仕事もプライベートもボーダー率高め。スイーツ大好きの万年ダイエッター。 構想4年、念願のマイホームで一姫二太郎の子育てに奮闘中♪ 家電製品総合アドバイザー、時短家事コーディネーター®(Expert)、ライフオーガナイザー2級、Googleアナリティクス個人認定資格
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