こんにちは、快適おうちブロガーのボーダーパパ(@borderpapa)です!
今回は、小型の衣類乾燥機をレビュー!洗濯物が乾きにくい雨の日や梅雨の時期に必須の衣類乾燥機。
大型の衣類乾燥機と違って、設置場所に困らないのが最大のメリットでした!
サンルックのSR-ASD025W
今回、購入したのがSunRuckというメーカーの小型衣類乾燥機です!聞いたこともないメーカーだったので、実際に購入して色々と調べてみました。
小型で省スペースサイズ
乾燥容量2.5kgで幅49.5cm×奥行き41cm×高さ60.5cmとコンパクトサイズ。
大型乾燥機(5~6kgサイズ)と比べると各寸法が約10cmほど少なく、一回り小さいです。
また重さも17kgと大型乾燥機(24kg)と比べると7kg程度軽量となります。
これくらいであれば、本体の両サイドにも取っ手があるので、両手で持つことができます。
大型乾燥機は重さもさることながら、大きすぎて両手で抱えるのも実は大変だったりします…(経験有り)
後ほど記載している背面に取り付ける排気用のパイプがあるのですが、これを付けると奥行きが+12cm必要となります。
排水不要の排気タイプ
大手メーカーの衣類乾燥機と違って、特長的なのが排水不要タイプである点です!背面に排気口がついています。
アップで見るとこんな感じの排気口。ここから湿気を含んだ空気が排出されます。
通常の電気式衣類乾燥機だと排水ホースで、洗濯機のホースとつなげて排水する必要があります。
本商品では排気専用のパイプが付いており、上下左右の方向に向きを変更することができます。
基本は換気扇がある方向へ向けておくのが良いと思います。
湿気で床が傷みそうなので、あまりオススメしません。
ちなみにこのパイプを取り付けると奥行きがさらに12cm必要となりますので、ご注意ください!
湿度がかなり上がります
一方で、注意点として排水しない分、部屋の湿度がめちゃくちゃ上昇します。
我が家では2畳程度のサンルームがあるのですが、最大で湿度が80%まで上昇しました…。
サンルームの換気扇をオンにしていても、ガラスドアにかなり結露が起きましたので、設置するなら換気扇がある部屋をオススメします!
乾燥時間の目安
本体にシールが貼ってあり、大体の目安がわかって使う時に便利です。
操作はダイヤル式となっています。基本的には、まとまった洗濯物を乾燥機にかけると思うので、熱風乾燥がメイン使用になると思います。
熱風乾燥と風乾燥の違いについても以下にまとめました。
熱風乾燥(20~200分)
約60度の熱風で乾燥。最後の20分のみ、風乾燥となっており衣類が冷め、しわを防ぐようになっています。
風乾燥(20~80分)
冷気、風による乾燥でデリケートな衣類の乾燥に最適。
衣類の量がドラム内の半分以上になる場合は、迷わず200分コースを選択しましょう!
ドラムの2/3くらい衣類を入れた際も、200分でほぼ乾いておりました。
取扱い説明書の内容も参考までに記載しておきます!
電気代はどれくらい?
小型の衣類乾燥機ですが、気になるのは月間の電気代ですよね。本商品の消費電力は650wとなります。
毎日200分コースを1回、31日間実施した場合で試算したところ、
月間の電気代は約1,751円※となります。
どうでしょうか、思ったよりも安く感じませんか!?洗濯物を干す手間を考えたら、個人的には大いにアリだと思います!
※全国平均(電力10社平均):26.1円/1kWhにて試算。
騒音レベルはどれくらい?
乾燥機を運転中にスマホの簡易アプリで計測してみたところ、約50デシベルでした!騒音の目安は、下記の表を参考にしてください。
個人的には、エアコンの室外機レベルで扉の戸を1枚かませば、ほぼ気にならないレベルに感じました。
20dB | 木の葉のふれあう音 |
30dB | ささやき声 |
40dB | 静かな住宅地、小鳥の声 |
50dB | 静かな事務所、エアコンの室外機 |
60dB | チャイム、普通の会話 |
70dB | 掃除機、電話のベル |
フィルターのお手入れ
本体に付いているフィルターは全部で3層になっています。
乾燥機は定期的にフィルターについたホコリを掃除機などで吸ってあげないと乾燥機能が落ちてしまいます。
最低でも1週間に一回程度は掃除をした方がいいのですが、これが結構めんどくさい…。
試しにパナソニックの使い捨て紙フィルターを使ってみたところ、なんとピッタリと装着することができました!
これで毎週の掃除機によるメンテナンスからも解放されるので、一緒に使うのがオススメです。
60枚入りで約1,600円、1枚約27円程度です。毎週交換しても1ヵ月で108円なので、コスパも悪くないと思います!
吸気口のメンテナンス
ドラムに付いているフィルターだけでは無く、前面の吸気口もメンテナンスする必要があります。
こんな風に取り外せるので、定期的に掃除機で付いたホコリを吸い取ってあげましょう。
取付台など
乾燥機を設置する専用の台や、壁掛け金具などは今のところ無さそうです。台の上に置きたい場合は、メタルラックなど代用した方が良いかもしれません。
使ってみてイマイチな点
使い始めの機械臭
初めて使った際は、衣類に付く機械臭が何とも言えないニオイで気分が悪くなりました。
具体的にはモーターか何かから発する油臭のような感じです。もしくは石油っぽいニオイにも感じました。
3、4回使ってみたら大分臭わなくなったので安心しましたが、もしこれがずっと続いてたら使うのをやめていたと思います…。
板金処理のバリが危ない
価格が安いので仕方がないと思うのですが、背面の板金部分がギザギザになっていて危ないなーと思いました。
こういうのをシャープエッジと言うのですが、強く触ると皮膚が切れやすい箇所のことです。
普段は触ることがないので、普通に使う分には問題ないのですが、この点だけを見ると値段相応の処理だなと感じました。
乾燥機初めての1台にオススメ
普段はパナソニックの5kgタイプの乾燥機を使っていますが、それと比べると省スペース、排水不要、価格が安い点を考慮すると、とても魅力的な商品に感じました。
1人暮し、賃貸の方に最適
賃貸や設置スペースの問題で諦めていた方、これまで衣類乾燥機を使ったことが無い方の初めての1台にぜひオススメですね。
価格も2万円台から手に入るので、購入もしやすいと思います。
時短家事に必須の乾燥機
乾燥機は一度使ってみると、もういちいち洗濯物を干す気になんてなれません(笑)
特に共働きで忙しいご家庭、子どもが生まれて洗濯物が一気に増えたご家庭では必須だと思います。
少しでも家事の負担が減るためにもあると便利です。タオルもフカフカになりますよ♪
部屋干しの嫌なニオイを撃退
乾燥機のもう一つのメリットは部屋干しした際の嫌なニオイを撃退してくれる点です。
これは、モラクセラ菌という細菌が原因なのですが、60度以上の高温で増殖しなくなることが分かっています。
乾燥機の長時間の熱風で撃退することができるというわけです。
我が家でも長年乾燥機を使っているので、この部屋干し臭で悩んだことはほとんどありません!
洗濯物のニオイで悩んでいる方は、一度コインランドリーでも良いので乾燥機に入れて乾かしてみてください。