お洗濯の工夫

【衣類除湿機2台使い】ハイブリッド運用で夏も冬も部屋干し快適!

こんにちは、快適おうちブロガーのボーダーパパ(@borderpapa)です!

みなさんは、衣類乾燥除湿機を使っていますか!?ジメジメとした梅雨や気温が上がりにくい冬には必須のアイテムです。

今回は我が家で使っている除湿機2台使いのメリット&デメリットをご紹介したいと思います!

ボーダーパパ
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除湿機は2台持ちのハイブリッド運用がオススメ

衣類乾燥除湿機 3つの方式

衣類乾燥除湿機には大きく3つのタイプがあります。それぞれ一長一短があるので、まず初めに簡単にご紹介いたします!

夏に強いコンプレッサー方式

特徴:省エネ、夏に強い、本体が重い、作動音が大きい

誰向け?:梅雨、雨の日だけ部屋干しをする方、戸建ての方

湿った空気を冷却器で冷やして、水分を除去する方式。ヒーターを使用しない為、消費電力が低く、室温上昇も控えめ。

ただし、冬場だと室温が低すぎて極端に除湿能力が低下。利用は春、夏、秋くらいがオススメ!冬はエアコンを併用すると効果的に除湿できます。

またコンプレッサー独特の振動音が大きく、寝室の近くは不向きだと思います。賃貸アパートだと音が気になるかもしれません。

我が家では振動音の軽減のため、本体の下にクッションパネルを敷いています。

仕組み上、本体が重く(10kg以上)、片手で持ち上げるなどは難しいです。本体にはキャスターが付いてますが、頻繁に部屋の中を移動させるには不向きなモデルです。

冬でも強いデシカント方式

特徴:1年中使える、コンパクト&軽量、消費電力が大きい

誰向け?:初めて除湿機を買う方、年中部屋干しをされる方、賃貸の方

湿った空気をヒーターで乾燥させる方式です。ヒーターなので室温が下がっても除湿能力は落ちませんが、消費電力が大きく、室温上昇も高くなります。

室温上昇が高いので冬はOKでも、暑い夏のリビングには不向きだと思います。

ただし、洗濯物を干すのが夜であれば、室温上昇は気にしなくて良いと思います。

作動音はコンプレッサー方式よりも小さいので、賃貸の方にもおすすめです。

仕組み上、本体が軽いタイプが多く、片手で持つことができます。リビング、サンルーム、脱衣室など頻繁に持ち運びしたい方に最適です。

衣類乾燥除湿機を使ったことが無い方は、低価格モデルもあるので初めての1台にオススメ!

良いとこ取りのハイブリッド方式

特徴:1年中使えて省エネ、本体が重い、価格が高い

誰向け?:洗濯物量が多い子育て家庭、年中部屋干しをされる方。

コンプレッサー方式とデシカント方式を1台にまとめたハイブリッド方式。

両方の機能を自動で使い分けてくれるので、季節に左右されず1年中高い除湿能力を発揮します。

また夏と冬で2つの方式の運転比率を自動で変えて、無駄な電気代を抑えてくれます。

一方で本体は重く、単機能モデルに比べるとサイズも大きいです。

除湿機メーカーではパナソニックとシャープが採用、本体価格は4~5万円と高めとなります。

[レビュー]コンパクトなハイブリッド除湿機「F-YHUX90」今回は、以前から気になっていたPanasonicのコンパクトなハイブリッド除湿機をレビューしました! 除湿機は普段から2台使いしている...

電気代はどれくらい違う?

実際に同じくらいの除湿能力で各モデルの電気代を比較してみました!

電気代は、1回2時間あたりの費用です。標準的な機能で運転した場合の金額となります。

商品写真
メーカーSHARPPanasonicPanasonic
モデルCV-J71F-YZU60F-YHUX90
除湿能力7.1L5.6L6.5L
方式コンプレッサーデシカントハイブリッド
消費電力190W290W185W
電気代10円15円9.7円


※電気料金単価26.1円(全国平均10社)にて算出。

除湿機の2台使いがオススメ

除湿機の方式による違いを分かった上で、僕がオススメするのは2台持ちです!

デシカント式とコンプレッサー式をそれぞれ1台ずつ持っておくことで、季節に応じて使い分けることができます♪

2台使いのメリット

夏も冬も部屋干しが快適

夏に強いコンプレッサー方式と冬に強いデシカント方式の2台使いは、どちらの季節にも対応することができます。

夏場はコンプレッサー方式だけを使うことで電気代を抑えられますし、冬場はデシカント方式だけを使えばOK!

冬場のデシカント方式はヒーターによる室温上昇が大きいので、狭い部屋であればコンプレッサー方式を併用するのがオススメです。

室温上昇によってコンプレッサー方式も効率的に除湿できるようになります。

冬場は2台設置して同時使いもアリ!

部屋に応じて使い分けられる

我が家の場合は、洗濯物を干す箇所が2か所あります。1つはリビング。もう1つは2階のサンルームです。

洗濯物干しは、1階のリビングをメインで使いつつも、2階はシーツやベッドパッドなど長尺物を干しています。

例えば、夏はリビングでの部屋干しにコンプレッサー方式をメイン使いに。冬はデシカント方式に入れ替え。

またデシカント方式は持ち運びしやすいので、お風呂場や寝室の除湿としても使えます。

【関連】>>2階北側のサンルームでも後悔なし!乾燥機で効率的に干せる

乾燥時間が圧倒的に早い

電気代は掛かりますが、2台同時に使うのもオススメです。

1度に大量の洗濯物があっても、2台の除湿機を使うことで乾燥時間が圧倒的に早くなります!

ここにサーキューレータを加えるとさらに効果的!お部屋に換気扇があれば、ぜひ併用しましょう。

サンルームに設置の除湿器2台とサーキュレーター

サンルームに設置の換気扇で湿気を含んだ空気をより早く排出!

参考までにオゾン脱臭機能付きのサーキュレーターのレビューもあります。合わせてご覧ください!

[レビュー]マクセルMXAP-ARD100オゾン脱臭サーキュレーター今回ご紹介するのはオゾン脱臭機能が付いたサーキュレーターです。 この商品、コンセプトはめちゃくちゃ良いのですが使い勝手が本当に残念で…...

故障のリスクを分散

それぞれ単機能の除湿機を持っていると故障のリスクも分散できます!

例えば、1台2役のハイブリッド方式だとコンプレッサー方式とデシカント方式のどちらか片方が壊れると使えなくなります。

その点、2台持ちの場合は、1台故障しても2台目がありますから、電気屋さんにすぐに駆け込まなくて済みます!

2台使いのデメリット

言うまでも無く、2台分の購入費用と同時に使う場合は電気代が多く掛かります。

それとハイブリッド式と比べて、設置スペースが2台分必要となるので、置き場所の確保に困るかもしれません。

2台使いだからこそ、できるだけコンパクトなモデルを選ぶことがオススメです!

速い乾燥が生乾き臭を防ぐ!

最後に、部屋干しにありがちな嫌な生乾き臭を防ぐ大事なポイントをお伝えします。

実は洗濯が終わってから5時間以内に乾燥できるかが最も重要なんです!

ニオイの原因はモラクセラ菌という雑菌で、この菌は洗濯が終わって、5時間経つ頃から爆発的に増殖します。

生乾き臭をできるだけ少なくするには、5時間以内に、かつなるべく速く乾燥を終える必要があるんですね。

乾燥時間が早ければ早いほど、衣類の菌の繁殖も抑えられて、部屋干し臭の嫌なニオイも出にくくなります。

ぜひ衣類乾燥除湿機の利用を検討してみてください!それでは、また~♪

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ボーダーパパ
快適おうちブロガー、金沢住みの30代共働きパパです!おうちを快適にすることが大好きで時短家事を常に研究、2021年4月から仕事も時短勤務に! 仕事もプライベートもボーダー率高め。スイーツ大好きの万年ダイエッター。 構想4年、念願のマイホームで一姫二太郎の子育てに奮闘中♪ 家電製品総合アドバイザー、時短家事コーディネーター®(Expert)、ライフオーガナイザー2級、Googleアナリティクス個人認定資格
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